9月16日、イオンモール堺鉄砲町にて開催されたSDGsフェスタに、日揮ホールディングス株式会社とコスモ石油株式会社のブース出店のお手伝いとして参加させていただきました。
今回のイベントでは、国内資源循環による脱炭素社会実現に向けたプロジェクト「Fry to Fly Project」についての紹介と、家庭から出た廃食用油の回収を行いました。
「Fry to Fly Project」とは、家庭や飲食店で発生する廃食用油からSAFという航空燃料をつくり、これによって航空機が飛ぶ世界を実現させるという活動です。SAFは植物由来である廃食用油から製造するため、従来の航空燃料と比べてCO₂排出量を約80%削減することができ、環境にやさしい航空燃料として期待されています。
環境部エコロ助では毎年、学祭の際に模擬店から廃食用油を集め、リサイクル資源募金として回収していただいています。しかし、このような廃食用油の回収率はとくに一般家庭で低く、多くが排水と一緒に流される、あるいはゴミとして処分されてしまっているのが現実です。
今回のイベントを通して、少しでも多くの方に、廃食用油の資源としての価値や、脱炭素社会の実現に向けた地域の取り組みについて考えるきっかけを持っていただけたら嬉しいです。そして私たちエコロ助は、今後も学祭での廃食用油の回収活動を続けていくとともに、身近なことからエコ活動に取り組んでまいります!
文責:リコピン